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どうやったら?いつになったら自信を持ってショットに臨めるのか?


あなたは今日はゴルフレッスンではなくて、お料理教室に来ました。

目の前に置かれたキャベツを一心不乱に千切りにし始めました。始めの頃は調子が出ないで、幅も広いし斜めになったりいろいろだったけど、途中から良い調子になって、素晴らしく細い千切りをきれいに刻めました。そして山盛りのキャベツの千切りを目の前に(もちろん見えているのは後のほうの細かい千切りだけですし、覚えているのも最後の方の上手く行った千切りだけです)、「やったー、できた。完璧!!」と得意げに先生を待っていると、先生は「まぁ、素晴らしいキャベツの千切りね。でも、今日のロールキャベツには使えないわね・・・」

これが自信を付けるというのとどういう関係があるのかとお思いでしょう?

まあまあ、そう急がないで、これから説明しますよ。

結構関係あるんですよ。

料理をする方なら、これがどれだけばかげていて、決して現実では起こりえないことだとお解かりでしょう。何故なら、料理をする時にまず考えることは献立ですよね。

そしてその献立に必要な材料を揃える。材料を献立に合わせて下ごしらえして、でき上がる時間を読んで調理をし始めるんですよね。

慣れない献立はレシピを確認しながら調理するだろうけど、慣れている献立はパッパと考えもしないで作りますよね。

そして、そうしたプロセスを繰り返すうちに自信を持って作れるようになるんですよ。

つまり、全体像を理解し、手順を理解し、自分自身がそれらをコントロールしている感じがあるから、自信がもてるのです。

では、ゴルフではどうでしょう?

多くのゴルファーが「なかなか自信が付かないんだよね・・・・」というコメントを頻繁にしています。

それもそのはず、いつも無心でキャベツの千切りを刻んでるんですから。

献立も決めず、手順も決めず、ただただキャベツの千切りですよ。それも、ゴルフの練習の場合、千切りをするよりももっと悪い。何故なら、千切りをするときの肘の角度やら、手首の角度やらを一所懸命考えて、それも、包丁を上げるときと切り返すとき(そのときがトップのポジションですよ!)のことばかり考えてるんですよ。

それを疑いもせずに練習だと信じ込んでいるわけです。それが料理が上手くなることに繫がるって思ってるんですよ。その上、自信も持ちたいと思っているんですよ。かなり、おかしいでしょ?

でも、本当にそういう類の練習をしている人が多いのです。そして、レッスン書にはそれが上達の方法だって書いてるんです。「トップが決まれば(千切りにトップのポジションがあるなんて考えた事も無いですけどね)千切りは上手くできる」ってね。

料理というのはそういった全体像がありますよね。それに沿って全てを行わないと料理にならない。つまり、ロールキャベツを作るのにキャベツを千切りにしちゃだめだって事ですよ。

でも、ゴルファーの場合、そんなレベルでさえ考えていないのです。

考えているのは一回ごとに刻む千切りの形(ショットの結果ですね)のこと。今のは太い。今のは斜めになってるって。それで、細かく真っ直ぐ切れたら「できた!」って思うんです。もちろんそのときはトップの形が上手くできたからって信じてるんです。

でもね、問題はゴルフは何回も千切りをしているうちに、細かいのができれば良いって言うのではないんですよね。

最初の一刻みから、そこそこ上手く刻めてないとダメなんですよ。

でも、ゴルフは最初の一刻みの前に、こんな感じかなって、素振りをして良いんだよね。

ちょうど、ケーキをカットするときみたいな感じかな。何人居るから何等分に切ろうかなって考えますよね。これぐらいかなってナイフをちょこっと動かしてみるでしょ。

あれですよ、ゴルフは。

で、ゴルフのもっと特徴的なところは、最初はキャベツの千切り。次はにんじんの乱切り。それから大根の短冊切り。それから、肉をサイコロに切って、アイスクリームを取り分けて、最後にケーキを切って・・・というように、毎回毎回やる事が違うってことなんですよ。

なのに、いつも千切りの練習。それも、肘の角度やトップの形ばかり気にして繰り返してるんです。

全体像なんて見えてないし、ゴルフのゲームに自分が何を試されているのかなんて認識してないし、目的もわかってないし、だから、状況をコントロールできている感じなんてまったくないのです。そして、そんなことを繰り返したって自信になんかなるわけないのです。

レッスンで連続してボールをたくさん打たせて、打っているうちに良いショットが出ると、「いいですねぇ」なんていってるのを見かけるが、「全然良くないよ」です。

褒めれば自信になるかというと、そんなことはないのです。

目的が何かもわからず、その目的を達成するために自分自身が何をどうやってやるのかという事をしっかり理解し、そして、それを実行している感覚を伴って実行するから、自分自身で「やれる」感じがわかるのです。

だから自信がもてるのです。

そして、それは普段の練習から常に練習する要素、或いは練習のスタイルの中に融合させておかなければならないのです。

殆どのプロゴルファーのようにゴルフを職業として、ゴルフの練習に毎日長い時間を、それを何年も費やせる人ならまだしも、そうでなければ、いつまで経っても上達しなければ自信も生まれませんよ。

あくまでもゴルフは一打で何とかしなければいけないのです。そして、一打一打違うことを要求されるのです。

一般のゴルファーの練習を見ていると、そうしたゴルフの献立など全く意に介さず、ただ千切りをしているだけにしか見えないのです。

そのわりに、求められてもいない、緻密な結果ばかりを要求してるでしょ。そして、失敗経験ばかり積んでいるのです。

大してショットのイメージなんかしないで、事前にその感覚を作ることなんか考えもしないで、頭の中でマットが向いているあのピンを狙うんだって考えて、後はスパットを取ってセットアップして、どこをどうしようって考えながら練習してるつもりになって、結果的に上手く行ったらできたって思い込んでるんでしょ?全然上手く行ってないですよ。ゴルフのゲームの質を考えたらね。

そうした練習方法をしているのに自信が持ちたいと言っている。それは無理ですよ。自信を持つためには、最初からどういう練習をしたら自信を持つことにつなげられるのかを考えて練習しないと。

一打一打球筋まで緻密に繊細に設定して、しつこいぐらい事前にどうやったらやれる感じになるんだろうって、自分自身が身体を動かして感じて、本当に「これならできる!」って感じるまでやるんですよ。そして、その感じをしっかり表現して、その結果「まぁ、許せるかな・・・」という結果を毎回引き出せる事が欲しいのですよ。そして、それをベースにして磨いて磨いて磨き倒すんです。

一杯打った結果の緻密な一打なんか要求されても居なければ価値もないのです。どれだけ緻密に狙っても、どれだけ繊細に事前に感覚を確立してもエラーをするのが人間ですよ。それを自分自信が認識して、練習しなければゴルフにはつながりませんよ。

そんな事も既存のレッスンは説明していないのです。献立も考えないで、包丁の握りかたら、包丁の上げ方を写真と形で説明して、その形を作ればゴルフが上達すると言っているのですよ。どう考えても、自信に結びつくわけが無いと思わないですか?それとも、自信はメンタルトレーニングの本を読んで付けますか?

メンタルトレーニングの本なんか読んでも無駄ですよ。先立つものがないのですから。たった一打で毎回違うことを要求されることに対して、自分を自分が信用できるようなことをしていないのですから。

先日、或るトーナメントプロのレッスンで起きたことです。

私がそのプロの動きの質でどうしても替えたい事があるのです。

大切なショットになればなるほど、本人はきちんとクラブをコントロールしたくなり、結果的にクラブが暴れ易い動きになってしまうのです。

練習場でやれば、明らかに私がやれと言っていることをそのままやれば結果がきちんとでるし、実際動き自体のコントロールも単純だし、すぐにできるのです。しかし、本人は「なかなか大切にしなければならないシチュエーションになると、きちんとやりたくなっちゃうんですよね」と言うのです。

技能的には簡単で、質的には高く、練習場では、毎回きちんとコントロールができて、結果を出せていても、トーナメントプロでさえもなかなか自信がもてないのですよ。それを、間違ったことを間違った方法で練習し続けて自信を持ちたいだなんて、ありえないですよ。

で、私がそのプロに伝えたのは、練習でも常に一打一打正しい動きを自分自身がコントロールしている実感を持ち、そしてそれをしっかりコントロールしていることこそが結果を引き出すことに繫がっているのだということを、明確に認識しなさいということでした。

同じことを同じように実行したとしても、自分自身がそれをどうやって受け取ろうとしているかによって、あなたの心理状態は大きく変わるものなのです。

© Copyright Koichiro Fujimoto, Ph.D. 2000-2015. All rights reserved.