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道具としてゴルフクラブを考え直してみよう


物事を論理的に解決してゆく際に、解決しようとしている事象に2つ以上の不確定要素が存在すると、解決は難しくなります。

ゴルファーの場合、不確定要素は多くの場合自分自身だけだと考えているようですが、実はそうでもないのです。

多くのゴルファーは自分自身が正しいスウィングをすれば、どんな番手でも、どんなクラブでも実際に効率の良いパフォーマンスをできると考えているのだと思います。

しかし実際には正しいスウィングをしても、正しいショットが打てないというクラブが市場に多く出回っていることに殆どのゴルファーはお気づきで無いのです。

そして、それを自分自身の技量の責任として捉えているのです。

Golfin’Dawnが、目指すものはゴルファーの道具として武器になる、つまり14本のクラブを全て同じスウィング・パターンで賄うことのできるゴルフ・クラブを提供することです。

そうすることで、ボールを打つことに四苦八苦するのがゴルフではなく、ゲームを楽しむことをゴルフとして捉えるゴルファーが増えることを望んでいます。

近年の軽量クラブの台頭により、実際

①手打ち、腕打ちの方が打ちやすくなった

②人間が本来持っている楽な方に簡単に適応してしまうという性質とが悪い意味での相乗効果を生み

③長期的に見てゴルフ・スウィングのパフォーマンスが徐々に低下し

④気が付いてみると飛距離が激減している

⑤スライスか引っ掛けばかりになってしまう

という現象が頻繁に起こっているのです。

メーカーのクラブ開発は単にクラブ単体としての開発であって、人間の動きをベースにして考えられているものでは有りません。

そのため、クラブとしてはバランスがあっているのかもしれないし、物理的に一本一本のクラブを見ればドライバーにしても飛ぶのかもしれません。

しかし、本来ゴルフのゲームをするための道具としてのゴルフ・クラブを考える際、最も重要視しなければならない要素は

ゴルファーが14本というルールで許された数のクラブを単純な動きのパターンで使いこなすことができるのか?

ということなのです。

クラブがどんな物理的な指標で測定され、どんな有効性があるのかということよりも、その根底に

それは人間が人間として有効な方法論を使って動いた時に機能するのか

ということのほうが圧倒的に重要なことなのです。

例えば、人間が持ち上げられないような重さの金槌を作って、これはどんな釘でも一発で打ち込めますから、とても良い金槌です、ということにはなりません。

同様に、どれだけゴルフクラブが単体としてある物理的指標に優れていたとしても、人間にとって使いやすいもの、そして人間が長期的使用によってパフォーマンスが低下してしまうことを誘発するようなものであっては、道具としては良い道具とは言えないというのがGolfin'Dawnの考え方なのです。

難しいといわれているゴルフの大きな原因は、ほとんどのゴルファーが14本のクラブを異なった動きでスウィングしようとしているからなのです。

そして、メーカーの作るゴルフ・クラブはそれを余儀なくさせているのです。

Golfin'Dawnの発想は14本のクラブを同じ動きで賄えるようにすることで、動きの単純化と効率化を図るのです。

そうすることで、ルールで許された14本を「凶器」ではなく、武器としようということなのです。

これまでのゴルフの発想やクラブつくりでは14本が凶器になっているのです。

それが証拠に3本でラウンドしても、5本でラウンドしても14本でラウンドしても、ほとんどのゴルファーはスコアーが変わらないどころか、良くなりもするのです。

つまり、14本のクラブは武器であるはずのものなのに、実際には凶器になってしまっているということなのです。

Golfin'Dawnでは、一人一人に合わせてシャフトを選択しクラブの長さ、重量、バランス、グリップまでその人に合った、また、使い続けることでスウィングに悪影響の出ないクラブを作っています。

それだけではなく人間本来の正しい動きを引き出すクラブを作っているのです。

重さやバランスを合わせるといっても、既存のやじろべえ式のバランス計を用いて、その数値に会わせるがために、ネック部分に錘を入れるという類のものではありません。

番手によって、挿入する錘の重さと場所は、その人の動きや、使用する部材によって調整するのです。

クラブを買い換えたときは良いけれど、継続的使用により、徐々にスウィングがおかしくなってしまうクラブではなく、人間の体の動きの観点からクラブを作ることで使い続けることで動きを良くすることを可能にしています。

メーカーでは使用していないヘッドやシャフトを使い、通常の組み上げ方をして「オーダーメイド」です、ということでは決してありません。

Golfin'Dawnのクラブは中国で大量生産をして、中国でパートの方々が組み上げて箱詰めし、そのままクオリティー・コントロールもせずに店頭に並べるわけでは有りません。

ですから、購入コストはそれなりに高いのです。

しかし、コスト=価格は高いですが、合わないクラブを使い続けて上達しない、或いは合わないからといって次のクラブを買うということよりもコストパフォーマンスが高いと考えるのです。

クラブはあくまでもゴルフというゲームを遂行するための単なる道具であって、ゴルファーが良い動きを持つことを妨害するクラブを使っていては上達するものも上達しようがないという考え方なのです。

①長い番手を使うと、ボールが右へ行ってしまう

②長いものが不得意だからといって一生懸命練習すると短いものがおかしくなってしまう

それも全てクラブの責任といっても過言ではないのです。

つまり、何とか人間的ではない動きをすることで、長いクラブを打てるようになろうと努力(=四苦八苦)する。

そして、それが打てるようになると、本来正しい動きで打てていた短いクラブが打てなくなってしまう。

それは、明らかにあなたにとって有害な長いクラブを使うことで、あなた自身の持っている正しい動きのパターンを破壊してしまっていることなのです。

それに気づかず試行錯誤という名の五里霧中で暗中模索のゴルフをしている現状での改善を望むことは不可能に近いことなのです。

ゴルフは「難しい」。ゴルフは「特別」。

ゴルフは年間100ラウンドもできる、慣れのゴルファーしか上手くなれないゲームになってしまっているのです。

単純な、心地よい動きをすることで14本全てのクラブを正しくスウィングすることができる・・・・・これは、メーカーの言うところの楽をするということではないのです。

身体を正しく使うことを自然に引きだしてくれる道具を使い、人間が出力を出し易いパターンの動きを引き出すことこそが、長い目で見てゴルフの上達、正しいスウィングを継続することの秘訣なのです。

多くのメーカーが、そして、多くのゴルファーが目先の易しさに興味を持ち、週刊誌の見出し的な語り文句につられて、手打ちを助長するクラブを過去10年以上も使用してきています。

そのために、誠に残念ながら多くのゴルファーの方々が人間としての正しい動きのパターンを破壊し、筋力の低下と共に、更に悪い動きが助長されるという経過をたどってしまっています。

上手く行えば、長年楽しめるゴルフでさえも、スウィングのパターンを間違えると腰痛を引き起こし、継続することを断念せざるを得なくなってしまうのです。

「定年後にゴルフを楽しもうと思っていたら、ボールが全く飛ばなくなってしまって、ゴルフが全く楽しくありません」

「何を使っても飛距離が変わらないどころか、どんどん飛ばなくなってしまっています」

「これでダメだったら、もうゴルフをやめるしかありません」

といった言葉を頻繁に耳にします。

そして、60歳を過ぎて、根本的なスウィング改造に着手するしかゴルフを続ける術がなくなってしまうとしたら、あなたはどう考えますか?

身体にとって、優しい動き=世間で言う楽な動きではないのです。

人間が身体を使うべく使う、他の動きに共通した、すでに体が持っているパターンの動きでゴルフスウィングは充分賄えるのです。

© Copyright Koichiro Fujimoto, Ph.D. 2000-2015. All rights reserved.